NTCテニスブログ ~気ままにテニスの事を書きます~

現役のテニスコーチです。お悩み解決のヒントになれば幸いです。記事はたまに見返して編集入れます。

フォアハンドストロークが苦手な人に見て欲しい

先に

今回はたくさん練習して、頑張っているにも関わらずフォアハンドが上達しない!と言う方へ向けてです。

 

どうすればいいかは、最後の方にあります。

諦めかけてる人は試してみて下さい。

時間は当然かかりますが、、、

 

 
フォアが苦手になる謎

 

基本的に利き腕側が得意になるケースが圧倒的に多いはず。

 

なのに、なぜフォアハンドストロークが苦手になるのか。

 

打点が自由すぎるから?

 

利き腕だと色々出来てしまうから?

 

・・・

 

・・・

 

 

どちらも良い事のように聞こえますよね?

 

自由過ぎるから上手く出来ない??

 

自分は、なんか納得できないです。

 

 

一番、思い通りに動かせるはずの利き手のフォアハンドが、上手く打てないのは不思議です。

 

 

一般的には技術が悪いと思っているプレイヤーやコーチも多いでしょう。

 

自分は基礎が出来てないと思いがちですよね。

 

確かに上達する上では、技術が必要でしょう。

 

 

ただ、フォアハンドストロークが壊滅的に苦手というプレイヤーは、果たして技術でしょうか?

 

技術とは、上手く体を動かす能力になります。

 

つまり、自分の思い通りに体を動かせる力を養う事が技術向上と言う事です。

 

バックハンドより、フォアハンドの技術力が壊滅的に低いのであれば、利き手が間違っている事になる気が、、、

 

 

 

ここで言う壊滅的に苦手とは、

 

バックで回り込む方がコートに入る確率が高い

 

ラリーもしくは試合中にフォアよりバックハンドを打つ回数が多い。バックに回り込む。

 

 

それくらい苦手な人を指します。

 

 

 

フォアハンドが苦手な人の共通点

 

長年コーチをやっていて、フォアハンドストロークが苦手と感じている人には特徴があるように思えます。

 

 

それは、まじめな人!!

 

 

コーチの話を良く聞いていて、実践しようと頑張っている人です。

 

上手くなりたいの一心で真剣に頑張っているのは良く分かります。

 

色んな人から話を聞いて、自分に合うアドバイスを探し求める真面目な人。

 

フォアハンドストロークが苦手だという人に話を聞くと、そういった印象を受けます。

 

凄くなんとかしてあげたい気持ちでいっぱいになります。

 

基本的に大人がなる傾向にあるので、頭で理解、体がついていかない。

そんな感じでしょう。

 

 

自分も体験済

 

コーチという職業をしているので、自分の体でフォームの実験することも多くあります。

 

このアドバイスはどうかな?とか

 

この体の動かし方はどう動くのかな?とか

 

本当に色々試すことが多いです。

 

そうするとどうなるかというと、

 

 

打てなくなります。

 

 

自分の打ち方を忘れる!

 

何処にどう力を入れていたかとか、どう動かしていたかとか

 

迷いまくって、フォアが打てなくなります。

 

ひどい時にはテニスエルボーにもなりかけます。

 

頭と体がバラバラなのがよく分かります。

 

 

 

体が思い通り動かない

 

フォアハンドが苦手なプレイヤーは、前は打てたのにある日突然打てなくなった人。

 

最初からずっと打てない人。

 

両方いると思います。

 

 

「元々打てていた人が打てなくなる」のと、「元々打てない人が打てない」のとはちょっと違うと思ってしまいますが、基本は一緒だと思っています。

 

 

なぜなら

 

 

フォアハンドストロークが打てない人は明らかに、普通の人とは腕の動きが違います。

 

 

もう、不自然なくらい変な方向に腕を使ってしまいます。

 

それをしないで!

 

この動きをして!

 

 

と言っても出来ません。

 

コーチ側からは、なかなか理解出来ない動きになります。

 

当の本人は一生懸命やっているのは凄く良く分かります。

 

お客さんがなかなか出来ずにへこむ姿を見ると自分の無力さを感じます。

 

 

フォアが打てない人は結構いるイメージです。

 

体感では、20人に一人くらいですかね?

 

多い?少ない?

 

 

自分は意外と多いという印象です。

 

 

なぜ苦手になるのかの結論

 

基本的にはボールを打っているだけでテニスは上手くなるはず。

 

長年ボールを打っていれば少しは上達しますよね?

 

逆に上達しない方が難しいでしょう。

 

でも、上手くならないのは?

 

 

答えはメンタルだと思います。

 

試合になると打てなくなる病。

 

あれと同じです。

 

 

普段から、あの病気にかかっているようなもの。

 

なぜそんなことが起こるのか。

 

メンタルでしょう。

 

 

他に説明出来ますか?

 

 

沢山練習して、たくさんアドバイスも聞いて、それでも上手くならない。

 

不自然にスイングしてしまう。

 

沢山練習して、上達しないようにする方が難しいのに上達しない。

 

そんなことメンタル以外にあるわけない。

 

 

 

脳と体

 

最近では脳と体の動きが解明されてきました。

 

かなり難しいので、あれですが。

 

 

ようは、考えずにスイングしよう!

 

 

ということです。

 

考えすぎると体の動きは不自然になることが分かっています。

 

自然に体を動かすには考えない事。

 

えー。と思いますよね?

 

今までの苦労は、、、

 

、、、気持ちは察します。

 

 

 

克服するには

 

克服するには、体をリセットする必要があると思います。

 

無です。

 

何も考えずひたすら100%フルスイングする。

 

これにつきます。

 

最初は出来ないと思います。

 

真面目な人が多いので。

 

コートに入らないと分かっているスイングでボールは打てません。

 

でも、そこを超えないといつまでもそのままです。

 

これまで、正攻法で上達しようとしてきましたよね?

 

でもなかなか上手くならないのであれば、びっくりするような方法を試しても良いのではないでしょうか?

 

最初は全くコートに入りません。

 

全くです。

 

しばらくフルスイングし続けると、考えずにスイングするようになってきます。

 

考えずにスイングすると頭がリセットされます。

 

体が勝手に動くようになります。

 

頭でスイングするのを辞めて、一度体の感覚でスイングしないと頭はリセットされないのです。

 

頭がリセットたら、また頭でスイングすれば良いと思います。

 

全てはバランスです。

 

頭でスイングする。

 

感覚でスイングする。

 

 

両方大事で、バランスが大事。

 

 

僕も打てなくなったら考えるのを辞めます。

 

じゃないと、とても打てるものではないです。

 

テニス辞めたくなります。

 

 

ただ、頭がリセットされるのは時間がかかります。

 

1時間くらい無で打ってようやく体が動くようになります。

 

これである程度解消されます。

 

これは自分自身、コーチとしての指導経験談です。

 

 

 

考えずに打つのは

 

 

考えながら打つ事よりも難しいです。

 

 

 

僕は仕事なのでしょうがないですが、、、

 

 

皆さんはバランスを取ってテニスしてください。

 

 

 続き↓↓↓

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技術を補うラケット選びはこちら↓↓↓

ラケットで技術が上がるとは思わないですが、妨げにはなると思っています。

 

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