NTCテニスブログ ~気ままにテニスの事を書きます~

現役のテニスコーチです。お悩み解決のヒントになれば幸いです。記事はたまに見返して編集入れます。

速いサーブに対して

ボールが見えているか

 

速いサーブに対しては、ボールが見えているかで大きく変わります。

 

見えない方は、体感速度を落とす必要があります。

 

体感速度の落とし方については、以前書きました。

 

そこから、もう少し具体的に。

 

 

どの辺から遅く見えるか

 

体感速度については、色々と自分なりに研究しましたが、

 

およそネットを越えて来たあたりからボールは遅く見え始めます。

 

相手がサーブを打つ、ボールがネットを通過する寸前までは相手とボール両方をぼんやり見ている感じ。

 

ボールがネットを通過するあたりから、目の焦点をボールに集めます。

 

 

ここが重要!

 

 

ボールに焦点があっているかが、球が遅く見えるか速く見えるかの境目です。

 

ボールというのは、見ているようで見ていません。

 

視界に入っているのも、見えている。

 

ボールに焦点が合っているのも、見えている

 

です。

 

 

視界に入っているだけでは、球は遅くなりません。

 

あくまで焦点を合わせているかということ。

 

焦点を合わせようとすると、自然と顔の向きもボールに合わせて動く事になるでしょう。

 

 

よくインパクトで顔を残す!

 

 

と言われていますが、焦点を合わせることで出来るようになるでしょう。

 

 

ただ、体感速度だけでなく予測もレシーブは必要です。

 

目で見たボールに対して体を動かすことも必要です。

 

 

両方訓練が必要ですが、まずは目で追えるようになることをおススメします。