速いボールに対応する方法
目が追い付かない
速いボールに対して、目が追い付かず打てない。
目が追い付いていなければ、速いボールを打ち返すのは難しいと思います。
速いボールを上手く打ち返しているプレーヤーは、なぜ打ち返すことが出来るのでしょうか?
それは、あなたが見ているボールよりも遅く感じているからです。
ボールが遅く見えると打ち返すのも比較的楽になります。
見方
ボールを見る時は、顔でボールを追いかけるようにしましょう。
目だけでボールを追いかけるのと、顔で(首から上)追いかけるのとは体感速度が変わってきます。
ボールが相手側にある時は前を向いていていいのですが、ボールが自分に飛んで来たら顔をボールの速度に合わせて手前を見ましょう。
ボールとラケットが当たる場所まで顔を動かすということです。
顔を動かすのは、打点に顔を近づけるわけではありません。
あくまで正面から横を向くということです。
動きと見え方
つまり、ボールに対して自分の動きが遅ければボールは速く見えます。
ボールよりも速く動くことが出来れば、ボールは遅く見えます。
速いボールを打ち変えそうと思ったら、ボールよりも速く動かなければならないので、動きが遅い人は打ち返すのが難しいです。
動体視力も関係するでしょうが、まずは素早く動くことで体感速度を落としてみてください。
動く方向
顔が動く方向もボールに合わせた方が見やすいです。
なので、ストロークで速いボールに対して顔を後ろに下げると(体を後ろに下げる)打つとボールは良く見えます。
ただ、テニスは前にも入らないといけないので、これを分かり易く実践するのは守る場合ですかね。
ボレーなんかも、前に詰めながら打つとボールは速く感じます。
ボレーで速いボールに目が追い付かないプレイヤーは、まずその場で踏み込まず打ち返す練習をおススメします。
ボレーでラケットの真ん中に当たらないプレイヤーは多いと思います。
まずボールの速度に慣れる事、慣れるというのは見やすい動きをするということです。
以上試してみてください(^^)/