NTCテニスブログ ~気ままにテニスの事を書きます~

現役のテニスコーチです。お悩み解決のヒントになれば幸いです。記事はたまに見返して編集入れます。

試合になるとボールが打てなくなる人へ

急に打てなくなる

 

普段は軽快にボールを打っているのに、試合になると緊張してボールが打てなくなる経験は、試合に出ている人になら「あるある」だと思います。

 

緊張すると誰だって打てなくなりますよね?

 

心地よい緊張ならいいのですが、、、

 

 

普段の練習

 

普段の練習中に緊張した場面を想定することも重要です。

 

厳しいコーチは怖い顔をしてプレイヤーに緊張感を与えているのです。

 

体罰は良くないですが、むやみやたらに起こる指導者いますよね?

 

あれは、肩を持つわけではないのですが、きちんとしなければ怒られるという緊張を演出していることもあります。

 

怒る以外の緊張状態を演出する方法もあるでしょうが、多くの指導者は自分の存在に緊張感を演出していると思います。

 

 

もう一つ重要な事

緊張になれることや、楽しむといったことも必要ではありますが、基本的にボールを打つ際は自分の感情をボールに込めるのはNGだ思います。

 

例えば、ボールを打ったあとに「入れ!」とか「惜しい」とか「決める!」とかです。

 

自分のボールに感情が入ると、自分で自分に緊張を与えてしまい、パフォーマンスが落ちます。

 

特にチャンスボールや攻めボールを打つ時です。

 

狙い過ぎにもつながります。

 

力が入ります。

 

 

エースを取ったとき

 

エースを取ったときを思い出してもらいたいです。

 

狙ってエースを取ることもあるでしょうが、決まってしまった。

 

そんなときの方が良いボールなことないですか?

 

どうやって打ったか分らない。

 

エースでびっくりした。

 

エースのあとはそんな感想になると思います。

 

決めるつもりでなく配球していると点数は取れるものです。

 

勝ちを意識するとビビります。

 

体がぎこちない。

 

振り切れない。

 

陥ります。

 

 

何を考えてプレーするか

 

では、何を考えるかというと、、、

 

自分以外です。

 

自分の体の動きや、フォームではなく

 

ここに打つとか、こういうボールを打つとかです。

 

読みと予測も良いと思います。

 

自分の動きに意識がいくと人間は動けなくなります。

 

コーチからのアドバイスで、動きがぎこちなくなった経験がある方も多いでしょう。

 

フォーム改善は悪い事ではないですが、試合では考えることはおススメしません。

 

球出しやラリー練習の時に意識しましょう。

 

 

まとめ

 

・自分以外のことを意識して集中力をあげる(感情をボールにのせない)

 

・試合にでるプレイヤーは、フォームにとらわれない期間も大事。試合前はフォーム喜全はしない。試合で気になるので。